絣の流儀

結城の続きです

前回は結城の第一条件、手紡ぎ真綿糸で、今回は第二条件、糸くくりの絣です

絣とは、染めるところと、染めないところを作った糸を使って織った織物に模様を描くことです。白生地を織って後から染める「染物」はどんな柄でも自由に染められますが、織る前の糸に、織った時に柄になるようにあらかじめ染めておくというのは、緻密な計算をはじめに行う高度な技術です。

絣を作るためには、色々な手法がありますが、結城の流儀は、何本か束ねた糸を綿(めん)の糸できつく括ることで、その場所に染料が入らないようにする方法です。結城の糸を染めるためには、染料が奥まで届くように糸を染料に浸したあと、床に叩きつけて染めるやや乱暴なやり方なので、括る力加減が重要ですが、失敗はゆるされない工程で、熟練の技が必要です

青い糸が横に張られて、ちいさな白い括り糸がいっぱいついていますが、これだけの量も織り上げるとたった数センチの分しかありません。気の遠くなる作業です。

つづく

結城の奥の院

結城と一言で言っても色んな結城があります。でも、本当の結城は極僅かです。その定義は手紡ぎの真綿糸。糸括りで作った絣。地機と呼ばれる昔ならではの織り方。の3っつです。

その一つ、手紡ぎの真綿糸は、1匹の蚕が作った繭をお湯の中で伸ばして真綿にしたものを何枚か重ねたものから、熟練の職人が、糸を紡ぎ出していくのです。

その時に糸を撚らず、つまり、よじらず作っていくのが最大の特徴です。撚ると糸は強くなるけれど、撚らないことで、柔らかい風合いになるのです。これこそが世界に類のない撚らない糸なのです。

写真は真綿から紬糸を作っているところ

つづく

改めて結城

静岡呉服商共同組合連盟の研修旅行で結城紬の産地である結城市を訪問しました。

結城紬は江戸時代の百科事典「和漢三才図絵」で日本一の紬と評価されて以来、誇りをもって作り続けいる紬のなかの紬です

何故、紬の中の紬なのか?それは「軽くて暖かい」なんだけど、そのワンフレーズの影には気の遠くなる工程があります

写真は湯通しという仕立前に行う作業をして天日干ししている結城紬

つづく

浜松市長に成人式を問う

浜松市長とランチしながら、団体が持ち込んだテーマについて語り合うという「チャット!やらまいか」に参加しました。

テーマは「2023年1月の成人式をどうするのか?」です

18歳成人が始まるのが2022年4月。その年度の成人式が2023年の1月です。その年度、つまり2022年4月から2023年3月までに18歳〜20歳になる3学年が同時に成人になりますので、3学年同時の成人式が開催されるかもしれないのです。学年でいうと高校3年生、高校卒業1年目、2年目です。

高校3年生の1月といえば、受験真っ最中で、成人式どころではない人も多く、また、3学年同時開催では、会場等の確保に混乱が予想されるということで、この年からの成人式をどの学年で行うのかという問題が生じております。

成人式の開催は、各自治体に任されており、いくつかの自治体は方針を決定しております。方針を決定した自治体は全て、従来通り「20歳での開催」としておりますが、浜松市では、未だ方針が示されておりません。18歳で行うのか20歳で行うのかという議論はどこまで、されているのでしょうか?

そんな疑問を解決すべく、「チャット!やらまいか」に申し込み、市長や担当部署の方のお話を聞いてまいりました。

2023年はまだまだ先のことなので、まだ、議論はこれからというお話しでしたが、成人式の着物を決めたり、美容室を予約したりするのは2年〜3年前からする方が多いという現状を訴え、市長および担当部署の方々に現状の理解を深めていただきました。

浜松市は、中学校単位での成人式ですので、各町の自治会と連携しながら行っているので、自治会との協議によって決定されるようです。今後、議論を重ね、概ね、今年度中には方針を決定したいといったご意見を聞くことができました。

また、浜松市の成人式の出席率は70%後半というデーもご紹介いただきました、これは全国的に見てもトップクラス。ひょっとしてトップじゃないのかナ?という数字です。特に女子の出席率は高く、かつ、振袖率は100%に近いと思われますので、華やかさもトップクラスなのではないでしょうか?

また、中学校単位で行うという形式がとても評判がいいのだというお話も聞けました。ちまたで見かけるような騒いだりするグループもないというのも、この形式ならではなのでしょうか?

と、いうわけで成人式に関しては近々、方針が決まるようですが、呉服業界では、新作の振袖の発表も行われ、浜松呉服専門店会の「秋のきもの博」では新作振袖のコーナーも充実してご披露できる予定です。

振袖をいつ買うか?早く買っても損はありません。下見だけでもOKです。振袖は「秋のきもの博」へGo

令和元年9月21日 静岡新聞朝刊
令和元年9月21日 中日新聞朝刊

第25回 親睦釣り大会

9月11日に浜松呉服専門店会恒例の釣り大会が開かれました。

浜松呉服専門店のメンバー他、三島や沼津の呉服専門店会の方々、取引問屋の方々も参加しての一大イベントです。釣り船に3人づつ乗り込み、浜名湖に散らばって釣果を競います。この大会の幹事の石橋さんが作成した報告書を掲載しました

真夏の夜のドンチャン騒ぎ

浜松呉服専門店会主催の浴衣パーティが開催されました

会場はザザシティのイタリアンレストラン。夕方6時から始まったパーティ。ドレスコードは「夏の夜の着物」。参加されたお客様は浴衣や、夏のお着物など、思い思いのお気に入りのお着物でいらっしゃいました。たくさんのお食事とドリンクを楽しみながら、ジャズバンドによるドレッシーな音楽に耳をかたむけた後は、雰囲気がガラリと変わって、ブラジルのサンバチームの乱入。ド迫力なドラムと笛、サンバダンサー達が踊り、浴衣姿のご婦人も、お子様も、満面の笑顔のオッサン達もダンサーに混じって踊りまくる。いつまで続くのか?終わりがあるのか、もうサンバは充分だと3回くらい思ったとき、ようやくサンバが終わった。みなさんヘトヘト。呵呵大笑だったのか、それとも阿鼻叫喚だったのか、よくわかりません。その後はこれも恒例の大くじ引き大会。参加者全員に景品がいきわたった後、お開きとなりました。浴衣姿が浜松の夜の街に散らばってゆきました。来年も開催予定。ご参加をお待ちしております。